保育園の結果通知の季節ですね。
無事内定通知を受け取られた方、おめでとうございます!
我が家が保活したのは4年前ですが、結果発表のある2〜3月にはすでに認可外に預け復帰していたため認可への入園の手続き・準備でてんやわんやでした。
そう、保育園が決まってからのスケジュールは意外とタイトなんです。
そこで本記事では、保育園の入園申込みの結果通知から実際に入園するまでの意外と忙しい流れをまとめたいと思います。
これから保育園探しをされる方も是非ご参考下さい!
保育園内定から復帰までの流れ
保育園が決まった後の事務的な手続きや準備の流れは以下のようになります。
- 会社に報告
- 内定先の園に入園書類を取りに行く&記入する
- 入園前面談・健診
- 保育料の口座振替手続き
- 入園準備、復帰準備
- 慣らし保育
- 職場復帰後、復帰証明書を区に送付する(※認可園の場合)
園や自治体によって多少違いはありますが、会社へ報告→入園面談・健診→慣らし保育…を入園準備などと平行して行う流れはどこも同じなのではないかと思います。
4月入園の場合、内定通知をもらってからの約1ヵ月半ほどでこれら全てをやらなければいけないので2~3月は本当にバタバタします…!
具体的にどんな事をするのか、それぞれの内容を詳しく説明していきたいと思います。
まずは会社へ復帰報告
保育園の内定通知が来たら、まずは会社に保育園が決まった旨を報告をします。
いつ頃復帰できそうかの見通しも報告することになるかと思いますが、多くの園では慣らし保育を実施しているため、具体的な復帰日は園と慣らしのスケジュールを決めてからになるかと思います。
認可の場合は自治体の定める復帰期限もありますね。
私の住んでる区は「入園した月の月末までに復帰」が必須だったので、ギリギリまで育休を取得し月末に復帰しました。
また、会社によっては復職前の面談があります。
会社側からは復帰後の勤務体系やどれくらい働けるかなどの確認をされるかと思いますが、ママ側からは会社に以下の点を確認することをおすすめします。
- 時短勤務について(取得後の給与、何歳まで使えるかなど)
- 看護休暇について(有給か無給か)
- 復職後の業務について(復帰後、部署やポジションが変わる場合)
時短制度や復職後の業務も重要なのですが、看護休暇については特に確認必須かも…!
看護休暇とはその名の通り子どもの病気やけがの時に使える休暇のことで、小学校就学前までの子ども一人につき年に5日(上限10日)取得できると法律で決まっています。
しかし、この看護休暇を有給とするか無給とするかは会社によって異なります。
有給の場合は有給休暇とは別枠で+5日間取得できるという事になるのですが、無給の場合は欠勤とほぼ同じ扱い(※ただし査定には響かない)になってしまいます…。
有給か無給かはもちろん、そもそも看護休暇の存在自体を説明されないパターンも多いようなので、自分から確認することをおすすめします。
内定先の園に入園前書類を取りに行く&記入する
職場への復帰報告をしつつ、入園手続きも進めなくてはなりません。
内定通知と一緒に入園手続きの案内が同封されているかと思いますが、うちの園ではまず指定された期間内に園に赴き、入園書類を受け取り、面談日までに記入する必要がありました。
これが地味に大変で、記入しなければいけない書類が10枚ほどありました!
書類の内容は以下の通り。
- 子供・親の基本情報(住所、勤務先、通勤時間など)
- 普段の生活リズム(お昼寝を含む睡眠時間、排便・排尿回数など)
- 健康状態の申告書
- 妊娠出産時についての情報
- 予防接種の記録
- 離乳食の進み具合と3日分の記録
- アレルギーの有無
- 緊急時の連絡先情報
- 送迎者名簿
- 諸々の同意書(写真撮影に関わるものなど)
面談日ギリギリに書類に手を付けはじめた私は3日分の離乳食を思い出すのにかなり苦労…。
適当な献立だったりして、もうちょっとマシなの食べさせておけば良かったと後悔しました^^;
当たり前ですが書類は早めに目を通し、記入することをおすすめします…!
保育園との入園前面談・健診を受ける
書類を記入したらそれをもとに保育園と入園前面談を行います。
園によっては集団の説明会のパターンもあるようです。うちの園は個別面談で、内定通知と一緒に届いた書類で面談日があらかじめ指定されていました。
面談では記入してきた書類に沿って、担任の保育士さん・栄養士さんと以下の内容を話しました。
- 預け時間、送迎時間
- 子どもの生活リズムや健康面の話(持病やアレルギーの有無など)
- 必要な持ち物の説明
- 登園時の流れについて
- 慣らし保育のスケジュール決め
- 入園後の離乳食の形態や進め方
担任の保育士さんとは主に預け時間や登園時の持ち物やルールについて、栄養士さんとは入園後の離乳食の進め方や使用食材についてのお話でした。
離乳食はどんなものをどれくらい食べているかを聞かれたのですが、書類に書いた文字面だけよりも写真でみせたほうが形状や量を説明しやすかったです。
直近の食事を何枚かスマホで撮影しておくと便利かもしれません。
また、面談とは別に入園前健診も受ける必要があります。
園によって保育園で全園児健診と同日に受けるか、園医の先生の病院を受診するかに分かれます。
上の子の時は前者であらかじめ日時が決められていたので、健診の20分程度のために半休を取りました…。
でも、もしかしたら園に相談したら園医の先生の病院を受診する形に変更できたかも…?
すでに仕事復帰していてなかなか休みが取れない場合は園に相談してみるといいかもしれません。
保育料の口座振替手続き&園用の控えを郵送
認可園の保育料は原則口座振替での支払いになるので、金融機関にて口座振替手続きが必要になります。
口座振替の用紙は区役所に取りに行ったり、内定先の園からもらったり自治体によって異なります。区役所に取りに行くのは若干面倒ですね…。
うちの園では面談時に手渡しで書類をもらう形だったので、お昼休みに猛ダッシュで銀行に駆け込み手続き。
手続きを終えたら複写になっている保育園用の控えを園に郵送し、口座振替の手続きは完了です。
入園準備や復帰前の準備
保育園の事務的な手続きと並行して、復帰前の準備や登園準備もしなくてはいけません。
登園・復帰するにあたり、必要な準備は以下の通り。
保育園の持ち物&入園式の準備
保育園で使う持ち物の準備!これもまた一仕事です。
面談で説明のあった持ち物を一式購入するだけでなく、洋服や靴下などはもちろんおむつ1枚1枚にも記名するというヘビーな作業も入園までにこなさなければなりません。
持ち物を購入するのにも園指定のサイズや仕様のものを探すのに苦労したり、中には手作りが必須の物もあったり… 持ち物準備は本当に大変でした。
あとは入園式用のお洋服の準備も!
復帰直前や復帰してからだと忙しいので、これも早めに揃えてしまうのがおすすめです。
保育園の持ち物や入園式の服装については以下の記事をご参照ください。
病児保育の登録、荷物の準備
保育園入園初年度は子どもがよく体調を崩すので、病児保育の登録は必須です!!
病児保育についてはこちらの記事で詳しく書いていますが↓
区の病児保育は枠が少なく激戦なので、祖父母など頼れる人が近くにいない場合は民間の病児保育も登録しておくと安心です。
また、区の病児保育に預けるには普段保育園に持って行く荷物(お布団含む)がまるまる必要になります。
当日枠は受診順に埋まっていくので、朝一ぱぱっと荷物を持って出て行けるようあらかじめまとめておくのがベストかと思います。
復帰当日職場に配る菓子折りの準備
職場復帰当日に配る菓子折りも準備する必要があります。
会社によってはお菓子を配る慣習のないところもあるかもしれないのですが、育休中のお礼や復帰後もフォローしてもらうことが増えると考えると、個人的には配ったほうが無難かなあ…と思います。
ちなみに私はアンリ・シャルパンティエ公式オンラインショップで購入↓
小さな子連れで買い出しに行くのも大変ですし、復帰前はバタバタするのでネットで買ってしまうのが手軽ですね。
母乳の場合は哺乳瓶の練習と、復帰後の授乳方針を決め準備する
お子さんの月齢にもよりますが、母乳の場合は哺乳瓶の練習もしないといけません。
これがなかなか…おっぱい大好きっ子な息子は本当に大変でした。
また、復帰に向けて断乳するのか・母乳を続けるかの方針を決め準備する必要もありますね。
復帰後も母乳を続けたかった私は以下のアイテムを購入しました。
- 手動の搾乳機(ピジョン さく乳器 母乳アシスト 手動(1セット)
) - 葛根湯
- 母乳ハーブティ(AMOMAミルクスルーブレンド)
勤務中おっぱいが張ってしまった時のために手動の搾乳機(電源がなくても使えるよう)と、乳腺炎対策に葛根湯とAMOMAのミルクスルーブレンド。
搾乳機は復帰数日は特に必須ですね。
それ以降は体も慣れて搾乳しなくても夕方まで持つようになりますが、疲れるとおっぱいが詰まりやすい体質なので未だにたまーに使ってます。
葛根湯やミルクスルーブレンドは予防的に飲んでいましたがこれもかなり安心感がありました。
復帰後は乳腺炎で倒れていられないので、母乳を続けたい方は準備しておくことをおすすめします!
慣らし保育
4月に入ると慣らし保育が始まります。
進め方や期間は園によって異なりますが、大体2週間程度のところが多いようです。
最初のうちは30分~1時間だけなのですぐお迎えになってしまいますが、徐々に午前中のみ→午前食後→フルタイムと預け時間を増やしていく形になります。
園にもよるかもしれませんがフルで預けられる期間はあまり長くないので、「さっき送ったと思ったらすぐお迎え!?」な日のほうが多く、慣らし期間とはいえど意外と忙しいです^^;
慣らし保育中の注意点としては、慣らし中にも病気をもらうことがあるということ…!!
復帰日に復帰できない事態もありうるので、慣らしの期間はよく園と相談しておくといいと思います。
復帰後、復職証明書を区役所に提出する(※認可のみ)
認可園の場合、職場復帰をしたら定められた期間までに区に「復職証明書」を送付する必要があります。
その名の通りきちんと期日までに復職しているかを証明する書類で、会社に記入をお願いするものになります。
私は4月末に復帰したのですが、連休を挟んだので書類が〆切ギリギリになってしまいました…。
復職当日に会社に渡せるよう、忘れずに持って行きましょう。
保育園が決まってから入園までの1ヵ月半は意外と忙しい!!
保育園の内定通知が出てから入園まで約1ヵ月半。
すでに復帰していたこともあって、面談や書類、持ち物の準備で本当に忙しくてバッタバタでした。
今回は認可の場合で書きましたが、認証だと結果が出るのがもう少し遅めですしかなり忙しくなるだろうなあと思います。認可外や認可の二次も然り。
3月は我が子の入園と職場復帰を控え気持ち的にもそわそわする時期。
入園前にしたいことがあれば、3月よりも前の早めの時期に済ませてしまうことをおすすめします!